徒然読書感想記

管理人の読書覚書。基本的にネタバレなし。 好みは推理もの。 映画の感想もあり。 2010年livedoorBlogにお引っ越し。since200408

2006年08月

伊藤理佐「ミックスリサ~伊藤理佐傑作集~」

伊藤理佐「ミックスリサ~伊藤理佐傑作集~」2003/講談社漫画文庫

 これって文庫になっていたんですねー。というわけで購入。
 流れとしては「おいピータン!」に通じるものがあります。

 人を好きになりました。妻がいました。不倫をしています。婚約者に逃げられました。・・・・・・などなど・・・・・・
「は行でいこう」「はらはちぶう」など、短編だけどもシリーズ収録もあり、読み応えのある一冊なのでは。
 わざわざ白線の上をはみ出さないように歩き、大人になってもこういう「自分できめたルール」に縛られてしまうのかも・・・・・・というくだりがなかなかよかった。

 伊藤理佐コンプリートを狙うなら必須。
「渡る世間はオヤジばかり」も文庫にならないかな・・・・・・。

皆川亮二「D-LIVE!! 15」

皆川亮二「D-LIVE!! 15」2006.9/小学館 少年サンデーコミックススペシャル

 ドライヴ! 最終巻です。
 ラストエピソードも大団円で終わり、まぁそっちは読んでみてくれってことで、この巻スペシャルなのは、番外編「A-LIVE!!」アライヴ、三篇です。
 悟の父親真と百舌創がエースドライバーとしてペアを組んでる一編。
 ジェームス・ボンドのような諜報員に憧れた少年の一編。
 幼い悟がマルチドライバーの才能の片鱗を覗かせる一編。

“力が欲しいか? 欲しいならくれてやる!”と言っていたアームズ同様、今回もまた・・・・・・(笑)
 意外な人が意外に強いと、可笑しくてなりません。

 このシリーズは、始まりにしろ終わりにしろ、どこか地続きで、それが「彼らは今も活躍している」と思わせてくれる。ファンには嬉しい仕掛けかもしれません。

内藤みか「別れても、バカな人」

内藤みか「別れても、バカな人」2005/幻冬舎文庫

 離婚したけど復縁しました。
 ああ、こんなバカやってもバカは治らないのね!
 という作者の自虐エッセイ。
 大笑いできるのかと思いきや・・・・・・わ、笑えない・・・・・・

 夫からの立派なDV。育児ノイローゼ。でも締め切りはやってくる(官能小説家だから)。離婚して実家に逃げれば、父親からの性的いやがらせ。年下男との結婚を夢見ていたけどあっさり振られ、復縁してみたもののやはりDV。根っこに姑とのいさかいあり、カウンセリングあり、ああ、他人の人生ながらしんどいのなんの。
 この話のどこが笑えるのかサッパリわからない・・・・・・
 みなさんほんとにこれで大笑いできるの? 自分には関係の無い話だから?
 作者も「笑えるでしょー、あっはっはー!」という書き方はしていないように思えますが。
 でもそうやって売り出すしかないのかな。
 まぁ世の中には「アニメがお仕事!」を読んで元気をもらいました! とか、映画「ゲド戦記」を観て癒されました! とか言う人もいるわけで、うーん、私にはわかりませんとしか言いようがないなぁ。

映画「M:i:3」

映画「M:i:3」2006/

実は、1も2も観ていなくて、タイトルも「エムアイスリー」・・・・・・って何の略だろう~と思ってました。あはは。ミッション・インポッシブルだよ!
パイレーツオブカリビアンが満席だったために急遽こちらに変更。
いやぁ久しぶりにこんなアクション映画を観ました。濃かった。そして意外と楽しめました! 純粋に娯楽映画、王道をいく作りだったなぁ。 続きを読む

二ノ宮知子「のだめカンタービレ 15」

二ノ宮知子「のだめカンタービレ 15」2006/講談社 コミックスKISS

 コミックスと雑誌連動プレゼント企画に応募しそこないました・・・・・・
 だからというわけではないんですが、のだめ15巻。
 ターニャとモーツアルト(as のだめ初リサイタル)の巻でしたね。のだめと真一くんがそれなりに仲を深めている脇で、別のロマンスが! 意外!

 ターニャの言った「そんなことしなければ平和なのに・・・・・・」が実に印象的です。
 そんなんだから海を見ればボートで漕ぎ出しちゃうのよ! に続く台詞。
 確かに・・・・・・
 遠くばかりを見て、足元掬われないようにしたいですな。

 あ、そうそう、もちろんマングースは手に入れましたよ! ぎゃぼ!
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