徒然読書感想記

管理人の読書覚書。基本的にネタバレなし。 好みは推理もの。 映画の感想もあり。 2010年livedoorBlogにお引っ越し。since200408

2007年06月

吉田 秋生「海街diary 1 蝉時雨のやむ頃」

吉田 秋生「海街diary 1 蝉時雨のやむ頃」2007/小学館

「吉祥天女」と「BANANA FISH」しか読んだことがなかったため、すっごい硬派な印象を持っていたんですが、これはそうでもない。というかむしろ情緒的。
 絵柄も大分変わったのか、仕事に追われているアニメーターが手癖だけで描いていって崩れてしまったようなキャラクターになってますが(笑)、それはともかく、中身はすごくいいですよ!!

 幼い時に離婚してしまい、長いこと顔も見ていなかった父親の訃報。
 夏の盛り、三人姉妹は葬儀で年の離れた義理の妹と出会う。
 彼女の窮状をみてとり、一緒に鎌倉で暮らさないかと持ちかけるが――

 いい話だった! ほっとした! そしてすっきりした!
 まぁまだ連載中らしいので続刊が待たれるところ。
 こんな爽やかで後味のいい漫画を読んだのは久しぶりだ~~! 続きを読む

漆原友紀「蟲師」

漆原友紀「蟲師」講談社アフタヌーンKC

 以前から知っていたのにきちんとは読んだことの無かった作品のうちのひとつ。
 いやぁ買おうと思うと、タチキリがガタガタなのが気になってさ・・・・・・

 アニメにも映画にもなっているので今更作品説明はする必要もないかと思いますが――

 今よりほんの昔の、まだ闇の中に異形のものたちがうごめいていた頃。
 生命の源に近い、混沌とした生き物を蟲といい、それらを見、生業としていた人達がいた。
 彼らを蟲師という。
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